テーマ:金子兜太

金子兜太最後の句集『日常』評

金子兜太生前最後の句集は、『日常』(2009年、ふらんす堂)。作者の没後、古本で入手し、読んでみて感想を書いておきたい。 総評として、不完全燃焼というより推敲不足の作を集めた句集。1970年代からの長い句作上の停滞がこの句集でも顕著。ひらめきがない。 一句として完成せずに、中途半端に季語が添えられている句が多い。 なか…
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金子兜太の訃報

2017年2月20日(火)、金子兜太98歳で他界。 1983年7月8日の高柳重信の急逝のときもそうだったが、夏石自身はこういうとき体調不良。 金子兜太とは、いろいろな思い出があるが、あまり語りたくない。 俗世間での名声とその人の真価とはまったく別物。とくにいまの俗世間は、鳥獣戯画的な荒廃が進行している。   残雪…
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乙字・楸邨からっぺた

高柳重信や三橋敏雄が生きていたころ、よくこう聞かされた。約40年前だろう。 乙字楸邨からっぺた これは大須賀乙字、加藤楸邨自身の俳句がへたくそであり、その弟子筋もへたであることを断言した、新興俳句系の俳人たちの共通認識。 楸邨の弟子筋は、金子兜太、森澄雄など。 乙字の弟子筋は、金尾梅の門、その弟子角川源義、またそ…
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