安曇磯良はシリウス

真鍋大覚『儺の國の星』(1982年3月31日、那珂川町発行)で、

石籠星(いづらぼし)

という項目が立てられている。「石籠」(いづら)は、石堂や灯台であり、夜の航海の目印。このほかの別名として、夜渡星(よどのほし)、澪標星(みおのほし)などがある。シリウスの日本名。

福岡県の志賀島の志賀海神社(しかうみじんじゃ)の主祭神は、

表津綿津見神
仲津綿津見神
底津綿津見神

となっているが、本来は違う。

この神社の御神幸祭の磯良の舞、奈良春日大社の春日若宮おん祭の細男(せいのう)の舞を舞う、

安曇磯良(あづみのいそら)
https://ja.wikipedia.org/wiki/阿曇磯良

だろう。

貝殻のついた醜い顔を白布で隠した磯良は、真鍋大覚『儺の國の星』では、こう説明されている。

昔は石籠星はもっと明るく、もっと眩しく凝視していると眼が疼くほどの輝きでした。鹿海の伊曽良舞には神が白布で顔を被う装いでありますから、まさに石籠星の象徴であり。舟人にとって無上の目標であったことになります。

神功皇后が召し出しても、なかなか出てこない磯良は、深い海からオリオン座の三ツ星より遅く出るさまをあらわしているし、顔面に垂らされる白布は、夜空一番の強い光をシンボライズしている。

志賀海神社で、鞨鼓を首からぶら下げて舞うさまは、右上に出ているオリオン座を従えていることを象徴するのだろう。

磯良 志賀海神社9f5055ddf1af2c2d2e1386b9a256b28a.jpg
出典:福岡なるほどフシギ発見~おまけ23~ 阿曇族の聖地、神話の舞台?
https://blog.goo.ne.jp/taul_nakataney/e/8849042c3b0c9c524f0f43787cd31d60

安曇磯良は、海の民である安曇族の祖神かつ、崇拝対象であるシリウス。記紀には登場しない。

記紀には、星に関する神々を消すか、隠すかの意図がある。

  深海から出て星の鼓を打つために舞う  夏石番矢


参照
真鍋大覚『儺の國の星』を読み切る
https://banyahaiku.at.webry.info/201909/article_29.html

シリウスがわかる
https://banyahaiku.at.webry.info/201911/article_31.html






















































参照
真鍋大覚『儺の國の星』を読み切る
https://banyahaiku.at.webry.info/201909/article_29.html




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 8

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック