『古事記』ノート(6) 神代七代2

『古事記』において、はじめて登場する対偶神らしい神は、宇比地邇神(うひぢこのかみ)と妹須比智邇神(いもすひぢこのかみ)。後者の、「妹」を取れば、

うひ(初)ひぢ(泥土)
す(州)ひぢ(泥土)

となる。「邇」は、「こ」という音よりは、「に」(埴)のほうがいいかもしれない。

神代七代は、「常立」(とこたち)の大岩、「豊雲野」の広い野原につづいて、海辺、河口付近の、干潟、州浜、低湿地を表す二神を並べる。「妹」を取ったが、この二神が、対偶神である必要はない。

この二神は、船によって移動してきた人々の、上陸地点を暗示する。

    泥と砂へと始まる一歩国への一歩  夏石番矢





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