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zoom RSS 『古沢太穂全集』刊行記念レセプション

<<   作成日時 : 2014/10/13 08:10   >>

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10月12日(日)午後1時〜午後3時まで、東京ガーデンパレスにて、

『古沢太穂全集』刊行記念レセプション

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高柳重信から、「古沢太穂は上手な句も書けるけど、あえてああいう俳句を書いている」というようなことを聞いた気がするが、スピーチでは触れなかった。

『古沢太穂全集』(新俳句人連盟、2013年、8000円)
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夏石のスピーチ概要に、補足した感想を次に。

古沢太穂には、ベトナムのテト(旧正月)についての1973年の句がある。

  四五輪のこの白梅(しらうめ)も今年のテト


また、1975年作。

  日の奥にユエがひらけて桃ひらく

9月に夏石は2度目にベトナムを訪れた。最初のベトナム訪問が、テト直後で、梅と桃が、テトを象徴する花ということを、古沢太穂は知っていた。いまベトナムでも俳句創作が盛んなっている。

『古沢太穂全集』収録俳句から、一貫して鋭さや華やかさを抑え、人にほめられる事を避け、名句をあえて書かない、一貫した意志を感じる。

それでも、1977年作に名句がある。

  はまなすや砂丘にたたかい砂丘に墓

この句は、内灘闘争から生まれたが、それを越え、人間の営み全般まで見据えた名句。

深い感慨のこもった1983年作。

  貌はどこかまきりと夜の雨を嘆く

こういう不思議な俳句があるし、次の句もまた面白い。

  種まく妻そを踏む夫秋荒雲

旅先で、その土地の特徴を的確に言いとめる句。1974年作。

  坂底はまた一つ町ひいなの夜

出席された次男古沢耕三さんは、指導棋士。将棋好きの古沢太穂のある一面を継承した。俳句に登場する長男古沢柊一さんはすでに他界。

古沢太穂のような、骨太俳人がほとんどいなくなった、日本の俳壇にさみしさを感じる。

  太い穂も細い穂もなく田に猪  夏石番矢











  


































  







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