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『古事記』において、はじめて登場する対偶神らしい神は、宇比地邇神(うひぢこのかみ)と妹須比智邇神(いもすひぢこのかみ)。後者の、「妹」を取れば、 うひ(初)ひぢ(泥土) す(州)ひぢ(泥土) となる。「邇」は、「こ」という音よりは、「に」(埴)のほうがいいかもしれない。 神代七代は、「常立」(とこたち)の大岩、「豊雲野」の広い野原につづいて、海辺、河口付近の、干潟、州浜、低湿地を表す二神を並べる。「妹」を取ったが、この二神が、対偶神である必要はない。 この二神は、船によって移動してきた人々の、上陸地点を暗示する。 泥と砂へと始まる一歩国への一歩 夏石番矢 |
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