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東京ポエトリー・フェスティバル2008参加詩人のうち、もっとも恵まれているのは、フィンランドのヨウニ・インカラ (Jouni Inkala 1966- ) さんだろう。旅費の助成ははやばやと決まるし、彼の詩のフィンランド語の和訳は、 フィンランドセンター/Finnish Institute in Japan http://www.finstitute.gr.jp/ が積極的に引き受けてくれ、6月に同センターが発行する雑誌「コイヴ」に掲載される。東京での滞在費もこのセンターが出してくれそうだ。 フィンランドは、言語、詩、文学の重要性を理解し、教育の中軸に据えている国だ。教育の到達度の高い国でもある。19世紀に成立した国民的叙事詩『カレワラ』によって、詩人の地位が確定しているのだろう。 この『カレワラ』と『古事記』との類似性も、すでに指摘されている。 さて、東京ポエトリー・フェティバル2008に参加する詩人たちの母国、約20か国のうち、最も詩歌の重要性が理解されていないのは、実は日本である。 外務省は後援しても、文部科学省や文化庁は後援しない。東京都だって、支援するかどうかわからない。この詩祭の、多言語アンソロジーを出版する能力と気概を持った出版社もない。 日本は現在、そういう文化的に貧しい国である。 自分も詩もわからぬ猿の騒ぐ島 夏石番矢 参照 東京ポエトリー・フェスティバル2008 http://www.tokyopoetry.net/ TPF2008参加海外詩人との駆け引き http://banyahaiku.at.webry.info/200805/article_31.html TPF2008のため、フィンランドセンターへ行く http://banyahaiku.at.webry.info/200804/article_37.html |
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