満月前後の月
ようやく晴れの日が続いているので、月が眺められるようになった。自宅内外や散歩の途中で撮影した写真をならべてみた。
8月2日(日)


8月3日(月)


8月4日(火)


8月5日(水)

8月6日(木)


雨が降らなくなったら、猛暑続き。月は明け方近くなると、雲ではなくもやに隠れてしまう。かつての夏の月とはまったく様子が違う。
蛸壺やはかなき夢を夏の月 松尾芭蕉
秋の月ではない、これまで日本の詩歌で注目されなかった「夏の月」の新しい美を生みだした名句。単なる季節感を読んでいるのではない。いま「俳句」と呼ばれているのは、芭蕉から大きく後退した「お俳句ごっこ」。実際の気候が変化しても無視して、ありきたりの季節感のまま、季語をおだやかに「定型」にはめ込むお遊び。すべて消えてゆく。
私たちは、月には生物がおらず、その表面は隕石落下によるクレーターだらけで、光も太陽光の反射にすぎないことを知っている。地球はいま、人間が新型コロナウイルスに悩まされ、世界経済も根腐れ状態。
ミクロの王冠練り上げられて夏満月
ふるさともあの世もなくて夏満月 夏石番矢
8月2日(日)


8月3日(月)


8月4日(火)


8月5日(水)

8月6日(木)


雨が降らなくなったら、猛暑続き。月は明け方近くなると、雲ではなくもやに隠れてしまう。かつての夏の月とはまったく様子が違う。
蛸壺やはかなき夢を夏の月 松尾芭蕉
秋の月ではない、これまで日本の詩歌で注目されなかった「夏の月」の新しい美を生みだした名句。単なる季節感を読んでいるのではない。いま「俳句」と呼ばれているのは、芭蕉から大きく後退した「お俳句ごっこ」。実際の気候が変化しても無視して、ありきたりの季節感のまま、季語をおだやかに「定型」にはめ込むお遊び。すべて消えてゆく。
私たちは、月には生物がおらず、その表面は隕石落下によるクレーターだらけで、光も太陽光の反射にすぎないことを知っている。地球はいま、人間が新型コロナウイルスに悩まされ、世界経済も根腐れ状態。
ミクロの王冠練り上げられて夏満月
ふるさともあの世もなくて夏満月 夏石番矢
この記事へのコメント
覚えておられないでしょうが?
兄の弟ですが貴殿のお姉さんには振り回されました。
実家の家も無くなり故郷と言えば、故郷に向かいて言うことなし
故郷の山は有りがたきかな、の心境。
墓参り彼岸だけは欠かさず行っています。