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zoom RSS はじめての展覧会 シケイロス展

<<   作成日時 : 2018/10/11 00:00   >>

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私が生まれて初めて、自分一人で観に行った展覧会のカタログを、ネットの古本屋から入手した。

1972年7月22日〜8月20日まで、兵庫県立近代美術館開催の、

メキシコの大画家 シケイロス展 反骨と熱血の半世紀

である。

高校二年生、17歳の夏休みに、相生から国鉄山陽本線に乗って、当時、神戸市の王子動物園近くにあったこの美術館を訪れた。たどり着くまでの暑さと坂道を覚えているし、美術館の窓口でとても緊張した。

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うれしい偶然として、今回手に入れたカタログに、入場券とおそらく神戸新聞のからの展覧会記事切り抜きが挟み込まれていた。

カタログを買うお金はなかったが、この入場券は、私も相生の自宅に持ち帰ったはずながら、保存できなかった。実に46年ぶりで手にした。あまり見覚えがない。

最も記憶に残っている作品は、下のカタログに写真が掲載されている、≪NUESTRA IMAGEN ACTUAL/わが現代のイメージ≫(1947年)である。

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この石の頭と大きく突き出された両掌が強烈なポイント。

筋肉質の裸の男は、抑圧を受ける無防備の庶民だろう。手を差し出して何かを求めているが、空手徒拳。石になってしまった頭は、何を表わしているのだろうか?スケッチでは顔を描こうとしていたようだが、最終的には石になった。これは考えることを停止した愚鈍を表現しているのではないか。

現代の庶民のカリカチュア。

第二次世界大戦後の、独立、解放、社会連帯、革命などの世界的潮流の体現者シケイロスの代表作。

それから約半世紀後は、グローバリゼーションという抑制のない弱肉強食が世界潮流になってしまった。この絵の男も、肉体は頑強であっても、強者ではなくて弱者である。

  シャベルのようなてのひら噛み取る鮫を撃て  夏石番矢















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