ポルトガルで「未来の滝」論争

ポルトガルの友人、David Rodriguesから、私の俳句についての論争が起きているとのメールが入る。これは光栄なことだ。

未来より滝を吹き割る風来たる  夏石番矢

Há um vento
que vem do futuro
e fende a cascata
           Ban'ya Natsuishi

このポルトガル語訳は、Casimiro de Britoによるもの。

画像


ちなみに、このブログのトップに掲げてある色紙は、2004年5月にポルト・サントー国際詩祭参加のため訪れた、ポルトガル自治領マデイラ諸島のフンシャル島の博物館に寄贈した色紙。「未来の滝」の句の、日本語原句とポルトガル語訳を私が揮毫した。大西洋に囲まれたこの島に保存されているはず。



したがって、私の手元にはない。スキャンした画像だけが残った。


参照
「未来の滝」のいくつかの翻訳
http://banyahaiku.at.webry.info/200610/article_15.html





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この記事へのコメント

「ポルトガルで「未来の滝」論争」について
2008年06月30日 00:29
どういった内容の論争なのですか? 興味あります。
Fujimi
2008年06月30日 00:45
この句は、具体か、抽象か、というもの。私とDavid の答えは、信念の強さが、具体と抽象を超えるというもの。
kika
2008年07月01日 00:20
なるほど。直線的な時間軸の概念に捉われている限り、過去・現在・未来の垣根がない事(もしくは三者とも高次元の「今」で実現している事)に気付かないでしょう。

句と向き合うのは読者。具象や抽象を越えて読めた時に、この句に対する本当の理解があるのですね。

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