「地球語」と鳥俳句

米国在住のマクファーランド・佳子さんから、突然11月23日にメールが届いた。
現在、メールが、新しい物事のはじまりとなるツールだということを、痛感する。

用件は、彼女が運営している地球語のホームぺージに私の俳句を掲載したいとのこと。

The Earth Language (EL):
http://www.earthlanguage.org

地球語の概要
http://www.earthlanguage.org/jsyst/sysJbr.htm

私はまだよく理解していないが、地球語は、マクファーランド・佳子さんご自身が考案し、言語の違いを乗り越えるための、世界共通の絵文字のようなもの。下に、その数例を示してみる。

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私の俳句が、2006年12月に、このサイトに掲載された。

http://www.earthlanguage.org/poem/1206.htm

この俳句の墨書もお見せしよう。この色紙(正確には、下の色紙は少し散漫なので、書き直したもの。そちらの写真が手元にない)が、私の鳥俳句50句のハンガリーでの出版に掲載される。来春刊行予定。
日本語はマイナー言語だが、墨書すると、絵文字の性格が浮き出てくる。それで、私は自作俳句をなるべく墨書するように心がけている。

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英語が世界の共通語だと信じて疑わない日本人もいるが、米国在住の日本人が、英語の不十分さを知り、地球語を考案したことがとても興味深い。その日本女性、マクファーランド・佳子さんが、さまざまな母語を尊重しながら、地球語を推進していることも、意義深い。

絵文字といえば、少し種類が違うが、私は岩刻画が好きだ。絵とも文字ともつかない、その力強いかたちとそこに込められている人間のエネルギーに心動かされる。
このブログにすでに掲載した記事「紀元前の十字」( http://banyahaiku.at.webry.info/200610/article_23.html )で触れた十字も、岩刻画の一種だろう。
内蒙古の斯琴朝克図さん( http://banyahaiku.at.webry.info/200611/article_6.html )からも、内蒙古にある匈奴やそれ以前の岩刻画の資料をもらっている。
マクファーランド・佳子さんは、出雲出身。出雲にも、古代の岩刻画があるとのことだ。

    はじめに印(しるし)ありき瑣末な迷路にわれら    夏石番矢

文化は、単純から複雑に進み、次に瑣末に陥って、停滞し、衰退する。単純で、繊細で、力強く、奥深いもの、これが私の理想。「地球語」と出会うことによって、自分が俳句によって追い求めるものを、再確認できた。









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