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<<   作成日時 : 2018/01/28 00:00   >>

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津沢マサ子 Masako Tsuzawa

略年譜
1927年(昭和2)(0歳) 宮崎県椎葉村に生まれる。平家落人部落。旧姓は椎葉。
1943年(昭和18)(16歳) 熊本県立甲佐高女卒業。4月より小倉工廠に入廠するも、胸部疾患のため帰郷。数年に渡り療養生活。読書にあけくれる。海外文学に親しむ。
1946年(昭和21)(19歳) 甲佐俳句研究会にはじめて出席。「身づくろい夕空のもず鳴きしきる」が処女作。以後「東火」に投句。結婚して上京するまで続く。
1950年(昭和25)(23歳) 8月5日長男(鐘平)誕生。秋、調布に居住。
1952年(昭和27)(25歳) 5月5日次男(薫)誕生。
1954年(昭和29)(27歳) 9月24日三男(彰秀)誕生。銭湯に置き忘れる?
1957年(昭和32)(30歳) 俳句誌「四季」から「東虹」に参加。合併のため。三橋鷹女の作品に感銘を受ける。4月、三男をおんぶして出かける。高柳重信も同席。鷹女には後年教えを乞うことに。西東三鬼の「断崖」に投句し始める。赤城さかえのちとせ句会にも出席。
1958年(昭和33)(31歳) この頃から「東虹」にエッセイ執筆。
1961年(昭和36)(34歳) 三男彰秀、新東宝映画「かあちゃん」(中川信夫監督)に「稔坊」役で出演。中川監督、鈴木健介監督との交流を持つ。
1962年(昭和37)(35歳) 「東虹」への投稿が終る。富澤赤黄男、西東三鬼の永眠とともに俳句への意欲が薄れる。(タレント・ママとして活躍)
1966年(昭和41)(39歳) TBSテレビで「ウルトラマン」放映始まる。彰秀「ホシノイサム少年役」で出演。飯島敏宏監督を知る。中学入学と同時にタレント活動を止める。主な出演映画「かあちゃん」「氷点」。テレビ「ウルトラマン」「チャンピオン太」「柔道一代」「小さな目」など。
1967年(昭和42)(40歳) 高柳重信「俳句評論」10周年記念号に感銘を受け入門。同期に太田紫苑。
1968年(昭和43)(41歳) 「俳句評論」に俳句を発表し始める。
1969年(昭和44)(42歳) 「毎日俳壇賞」(飯田龍太選)受賞。
1971年(昭和46)(44歳) 「第二回俳句研究全国大会」にて森澄雄特選。
1972年(昭和47)(45歳) 三橋鷹女永眠。「第四回俳句評論賞」受賞。囲碁、「俳句評論」のほか「俳句研究」にも精力的に句やエッセイを発表。
1973年(昭和48)(46歳) 「俳句研究第一回五十句競作にて佳作第二席。
1975年(昭和50)(48歳) 第一句集『楕円の昼』(深夜叢書)出版。詩人を中心に注目を集める。
1977年 (昭和52)(50歳) 「第二四回現代俳句協会賞」受賞。音楽を聴く楽しみに目覚める。
1978年(昭和53)(51歳) 「俳句研究」「俳句公論」「俳句とエッセイ」「現代俳句」など多くの俳句誌の依頼で俳句やエッセイなど発表。「俳句評論年間推薦作家賞」受賞。
1981年(昭和56)(54歳) 「俳句評論」退会。個として雑誌に俳句、句集評、俳句評など発表。
1982年(昭和57)(55歳) 第二句集『華蝕の海』(深夜叢書)出版。装丁津澤薫。
1983年(昭和58)(56歳) 高柳重信永眠。
1992年(平成4)(65歳) 第三句集『空の季節』(深夜叢書)出版。
1995年(平成7)(68歳) 第四句集『風のトルソー』(深夜叢書)出版。
2004年(平成16)(77歳) 第五句集『0への伝言』(深夜叢書)出版。
2006年(平成18)(79歳) 『津沢マサ子俳句集成』(深夜叢書)出版。
2018年(平成30)(91歳) 次男彰秀とともに吟遊新年会2018ゲスト

主な俳句作品
『楕円の昼』(1975年)より
灰色の象のかたちを見にゆかん
青空と荒野を愛し子を抱かず
日向水かの渤海をさまよわん
金粉を散らしてわれに墓はなし
きらめくは野か歳月か君に会い
暑き日の電柱と愛ほそりゆく
くらくらと髪結う愛の日を前に
きみと会う九月丸太ン棒をわたり
ことば忘れて昼はおこぜかあんこうか
向日葵やうわあんうわあんと野は叫び
夏の夕べオルガンの鳴るながい街
矢のように少女は老いて飛騨の夏

『華蝕の海』(1982年)より
何もなし飛騨山中の火打ち石
切り株に触れば子孫野に満てり
盗賊かもめを愛してきのう絶壁に
麺棒を吊るして秋を如何せん
夏の野に手足はげしく流されぬ
空っぽのバケツをいまは晩夏とす
板の間にわれもわが子も居らぬ夏

『空の季節』(1992年)より
一千万年すぎて平目を裏返す
行く夏や杭であること忘れいて
始まりも了りもさむい靴の紐
はんにちは母半日は涸れし川
野ねずみの家族の夏は離散せり
山桃やたわたわたわと日は天に
菜の花は真昼の納屋が気にかかる

『風のトルソー』(1995年)より
われとわが夢のあいだの薄氷
春風になりそこなったお婆さん
天高くいつもどこかにあるバケツ
広すぎるなつぞら何を話そうか
光りたい干潟がありてひかるなり

『0への伝言』(2004年)より
劫々とわが日はゆけり葉を落とし
親子して渡ったはずの虹の橋
いつの日の夕焼け空か血を流し
永遠が鴉の顔で歩いていった

俳句動画
灰色の象のかたちを見にゆかん 津沢マサ子
夏石番矢作成
https://www.youtube.com/watch?v=Abt64TfK18g
画像



参照
吟遊新年会2018
http://banyahaiku.at.webry.info/201712/article_5.html















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