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zoom RSS 理想と教養が生きていた時代の本『ゲーテと世界精神』

<<   作成日時 : 2017/02/16 00:00   >>

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年末から、横になりながら、多くの本を読んだ。

なかでも、いい印象が残ったのが、次の本。

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詩人でドイツ文学者の藤原定(ふじわら・さだむ)著『ゲーテと世界精神』(日本教文社、1960年初版、1961年再販)。当時の定価200円。

戦後の理想や教養が生きていたころの書物。紙の質や造本はよくないが、いい書物だ。

「世界俳句」の理念の参考にしたいと、ネットで購入した古本。

この本を読んで、日本の現在のすさまじい出版不況の理由もうなづける。

現在の新刊の大半は、

1 造本は一見きれいだが、中身がない。
2 小賢しい論理や分析が展開されているが、本質が空虚。
3 情報があふれているのに反し、間違いが多い。
4 一時的な消耗品である。

また、私がほとんど知らないゲーテは、悩みながらも自分の世界認識を、生涯を通じて広げ高めていった文学者として、尊敬に値すると、この藤原定の著書が教えてくれる。

読後気づいたのは、「世界俳句」は、ゲーテが知らなかった俳句によって、「世界文学」を追求する意義を持つということ。

個性、民族性、多様性を顕現しながら、人類共通の普遍的真理を核に持つのが、世界文学の基本。

5・7・5音や季語という日本の古い制約を超えた、ことばの三本柱が、世界文学を可能にする。

こういう評論をいずれ書いておきたい。














































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