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zoom RSS 『千一夜物語』を読む3 羽衣伝説

<<   作成日時 : 2016/05/09 00:00   >>

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岩波文庫『完訳 千一夜物語』全13冊のうち第8冊まで読む。半分を過ぎた。

この物語は、東はシナ(中国)からマグリブ(モロッコ)までが舞台。南北の範囲は不明瞭。つまり人々の移動は、東西が主軸。

『千一夜物語』には、羽衣伝説が二つ収録されている。

1 地下の姫、ヤムリカ女王の物語(第6冊)
2 ハサン・アル・バスリの冒険(第8冊)

1は悲劇的結末。2はハッピーエンド。

2では、魔神王の娘で、七人の王女の末娘、耀い姫(世界の飾り)が、主人公ハサンと結ばれ、幾多の困難の末、バグダードで息子二人、そして母親と幸福に暮らす。

2の挿絵 教主ラシードの宮殿、ゾバイダ妃の部屋から飛び立つ耀い姫
画像


この七人の王女は、北斗七星がもとになっていて、魔神王は北極星ではないだろうか?

日本の羽衣伝説は、『近江国風土記』と『丹後国風土記』に。いずれも天女は八人。そのうちの一人が地上に残る。前者では、地元の若者、伊香刀美と結婚し、後者では、和奈佐の老夫婦の子となる。いずれも羽衣を取戻して天へ帰る。

これらの天女八人も、北斗七星に輔星を加えた八星に由来するのではないだろうか?

  羽衣を脱げばまばゆき裸かな

  古今東西羽衣を追う男かな  夏石番矢


参照
『千一夜物語』を読む1
http://banyahaiku.at.webry.info/201604/article_17.html

『千一夜物語』を読む2
http://banyahaiku.at.webry.info/201604/article_20.html





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『千一夜物語』を読む4 キリスト教徒への敵意
『千一夜物語』のうち、キリスト教徒への敵意が最も強烈なのは、岩波文庫版第9冊所収、 ...続きを見る
Ban'ya
2016/05/13 22:55

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