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zoom RSS ラトヴィア詩「吟遊詩人」和訳

<<   作成日時 : 2013/06/02 00:00   >>

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「吟遊」第58号を受け取った、

「吟遊」第58号発送
http://banyahaiku.at.webry.info/201304/article_31.html

ラトヴィアのレオンス・ブリエディスから、「吟遊詩人」という詩が送られてきた。

英訳から和訳を作ったが、判然としない部分があったので問い合わせる。すると、英訳がかなり違っていた。何度か尋ねて和訳を改良した。この「吟遊詩人」は、ブリエディスの営為と孤独を詠い、私のそれをも詠っているものだと気づく。

完成一歩手前の和訳を次に。「吟遊」第59号(2013年7月20日刊行予定、吟遊社)に、ラトヴィア語版、日本語版を掲載予定。


吟遊詩人

レオンス・ブリエディス ラトヴィア

和訳 夏石番矢

すべての愛の十字軍で彼は雇われた
あらゆる宮廷で彼は仕えた
どのような邪悪な舌が彼女について言おうとも
彼は熱い自尊心に満ちていた
死に直面してさえも詩を脇にのけなかった
彼はどうでもよかった
この世あの世で
報酬を得ることに
なぜなら彼は知っていた
愛がむなしいことを
誰もただで受け取らなくても
暗いやりかたで自分を表しても
彼の感情は輝いていた
彼がすべての愛の十字軍に参加したので
あらゆる宮廷で仕えたので
どのような邪悪な舌が彼女について言おうとも
彼は悟っていた
唯一のほんとうの恋人の名を
誰も決して知らないことを
彼はその名を彼女自身にも隠し
灰色にならない金髪の巻き毛のように
緑の天人花の小枝のように
彼は左肩で運んでいた
彼はさみしい煉獄をさまよい
胸から心臓を引きずり出して裂く

この詩へ捧げる1句。

  
  血の川に沿い究極の名前を歌う  夏石番矢


参照
ラトヴィアの苦難の詩
http://banyahaiku.at.webry.info/200701/article_14.html

「百万本のバラ」の原詩作者と「空飛ぶ法王」
http://banyahaiku.at.webry.info/200701/article_13.html

吟遊
Ginyu
http://www.geocities.jp/ginyu_haiku/















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