『古事記』の漢文の序文には、かなり巧緻な謎かけがほどこされている。 「天皇」として記されるのは、神武と天武のみ。元明、仁徳は、「皇帝」として、応神は無称号でこの漢文に埋め込まれている。これは単なる文飾や偶然ではないだろう。 古代中国では、「天皇」は北極星を指し、「皇帝」よりはるか上位の存在。 神武と天武は、新王朝樹立者として、「天皇」という称号を、この漢文では与えられている。 天皇が皇帝指さし彗星の雨 夏石番矢 参照 古事記ノート(22) 葦と鉄と鈴と稲 http://banyahaiku.at.webry.info/201301/article_23.html 『古事記』ノート(1) 革命者としての天武天皇 http://banyahaiku.at.webry.info/200805/article_11.html |
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古事記ノート(24) 阿曇族について
時差ボケでひたすら眠い。起きているとき、阿曇族についての本を2冊読む。屋根裏部屋整理のとき、3冊見つけた2冊。 ...続きを見る |
Ban'ya 2013/09/29 17:23 |
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古事記の天皇(天帝)につき、夏石さんの説の正しいこと、確認しました。 |
獅子鮟鱇 2013/06/17 21:04 |
ご教示感謝。上記のこと、ゼミでは話しましたが、ブログにはまだアップしていません。とにかく、序文はよく考えて作られた古代中国文ですね。偽文ではないですね。 |
Fujimi 2013/06/17 22:08 |
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