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zoom RSS 「奇跡のクラーク・コレクション」展

<<   作成日時 : 2013/05/20 00:00   >>

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5月19日(日)、2つの展覧会を観る。その一つ。「奇跡のクラーク・コレクション――ルノワールとフランス絵画の傑作」、東京・丸の内の三菱一号館美術館。米国富豪スターリング・クラークのコレクションの大半の展覧会。

画像


いささか期待はずれなコレクション。ルノワールのジャポネズリー(日本趣味)を示す、

≪モネ夫人の肖像(読書するクロード・モネ夫人)≫、1874年頃

≪うちわを持つ少女≫、1879年頃

の実物を目にすることができたのは、ささやかな収穫。

しかし、ルノワールのすぐれた作品もあるが、色彩バランスが悪趣味な油絵を、コレクターのクラークが好んでいるようで、それにはうなずけない。

かえって、ミレーの、

≪編み物の稽古≫、1860年頃

≪羊飼いの少女、バルビゾンの平原≫、1862年以前

の、地味な真摯さに好感が持てた。展示品にあるモネの色彩バランスの落ち着きもいいが、モネの一級品ではない。

それだからこそ、ルノワールの下品さが強調されるようなコレクションだった。2000年にイリノイ州のスプリングフィールドのリンカーンの家で見た、悪趣味な花模様の壁紙を思い出した。

これは、展覧会を観る前の予想を裏切る印象。うたい文句の「奇跡」ではなかった。

また、ルノワールは、モネと同じようにヴェネチアを描いても、欠落感が抜けない。風景画はいまひとつ。だから、女性の裸体をメインにするようになったのだろう。

  風景死んで薔薇色の芋虫描くばかり

  奇跡ではない下半身を紫で描く画家  夏石番矢






















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浮舟図屏風の大胆な金の舟
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2013/05/27 14:21

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