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zoom RSS 古事記ノート(14) 声と死体の蝿

<<   作成日時 : 2012/06/24 00:00   >>

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約2年ぶりの古事記ノート。この2年は、大変な2年だった。M大H学部での古事記のゼミは続いている。

故於是天照大御神見畏。閇天石屋戸而。刺許母理【此三字以音】坐也。爾高天原皆暗。葦原中國悉闇。因此而常夜往。於是萬神之聲者狹蝿那須【此二字以音】皆滿。萬妖悉發。

この天の石屋戸のくだりは、現在の日本によく似ている。この種の大混乱は、冬至の祭りのみならず、倭国大乱につながっているだろう。倭国大乱は、倭国単独の大乱ではなく、朝鮮半島、中国大陸の動乱などとも連動しているはず。

日食をここに読み取ることも可能とこれまで私も考えたり、考えた人もいたが、日食は長時間続かないので、これほどの災いの原因にはならないのではないか。

萬の神の声は五月蝿なす皆満つ。萬の妖悉く発つ。

これは、現代の日本と世界そのものの神話的記述。「五月蝿」(さばえ)は、対立し収拾のつかない神(実体は古代の有力者)の声の形容であると同時に、死体累々の天変地異、戦乱、混乱などをも暗示している。

  両手足縮め諸人の声は蝿

  蝿充満の電車はセシウム山脈へ  夏石番矢  


参照
古事記ノート(13) 九州の三国
http://banyahaiku.at.webry.info/201007/article_23.html





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