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zoom RSS 芭蕉、蕪村、一茶、子規?

<<   作成日時 : 2009/12/10 05:03   >>

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あるヨーロッパの詩人、編集者が、『芭蕉、蕪村、一茶、子規』という俳句アンソロジーを出版したと、自慢のメールを送ってきた。この手の4人の並べ方は、近年、イギリスあたりから始まったように理解しているが、これは噴飯もの。

正岡子規の俳句は、芭蕉、蕪村、一茶にくらべれば、あまりすぐれたところがない。高浜虚子にいたっては、問題外。

19世紀後半〜21世紀を代表する日本の俳人は、子規ではなく、まだ評価が決定していない。

芭蕉、蕪村、一茶が三大俳人という評価は、大正時代以降に生じた。それ以前は、圧倒的に芭蕉だった。正岡子規や萩原朔太郎によって、蕪村が評価され、一茶は、デモクラシー、平民主義の時代思潮から評価された。

この三俳人のなかでは、芭蕉の俳句がダントツ。蕪村や一茶の俳句は、大きく落ちる。心への響き方が弱く浅い。

評価は、時代によって大きく変化する。価値観が変化するからである。21世紀も後半になれば、あるいは22世紀には、蕪村や一茶が脱落するかもしれない。芭蕉、山頭火、XXXXが、日本の俳句の代表者ということになるのではないか? 新しい評価には、当然新しい価値観が関与している。

現在、日本国内の旧俳壇は、新しい価値観などとはほど遠く、狭い枠内に閉じこもったまま、奈落の坂を転げ落ちている。

ところで、鼻高々なヨーロッパの詩人に、子規はすぐれた俳人ではないと、メールしてやった。返事が来たが、少しほっておくつもり。俳句は世界的に見れば隆盛だが、一知半解の輩が多いのも事実。

俳句は底辺が大きいと、喜んでばかりいられない。

    蕪村一茶を座布団にして鎮座する狆(ちん)  夏石番矢

狆は、天狗になった、このヨーロッパ詩人の顔に似ている。










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