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『古事記』の神代七代の、角杙神(つのぐいのかみ)と妹活杙神(いも・いくぐいのかみ)は、どのような神々だろうか。 それまでの神々が、船からの陸の視界と、上陸地点を暗示するのなら、ここからは、上陸後の神々となるのは、予想できる。 結論を言えば、上陸後の人々の生活圏と、それを取り巻く外界との境に位置する神々が、この二神ではないか? 角杙(つのぐい)は、先端のとがった杭を、境界に立てたもの。活杙(いくぐい)は、生きている樹木を、境界の杭としたもの。海岸、川岸、田の畦をはじめとして、内陸部の境界にも、これらの神々は必要とされただろう。 人間の世界を、人間をおびやかす外界から守る神々であり、これらも対偶神でなくてもよいだろう。 雨雲や杭のうしろぞ恐ろしき 夏石番矢 |
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