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近藤芳美遺歌集『岐路以後』(砂子屋書房、2007年6月、本体価格3000円)を読んでいて、作者のマクロな人類への視線が目立つ。自らの死を控えての達観だろうか。 人間存在にゆるさるる時間つかのまを宇宙の虚無と虚無とのあわい かぎろいの人間と人間文明と無辺の宇宙の一砂塵 地球 野の果ての一樹さながらの落雷に「神」を見たりし狩のさすらい 最初の歌を英訳してみる。 Time given to a human being is a moment between nothing and nothing in the universe Yoshimi Kondo (1913-2006) English translation by Ban'ya Natsuishi & Jack Galmitz これはこれで、悪くない5行詩だと思うが、もとの短歌のニュアンスとはまったく別物になっている。ニュアンスだけの短歌では、国際的には弱い。 晩年やすべては瞬間すべては光 夏石番矢 参照 近藤芳美遺歌集『岐路以後』感想(1) 白内障の歌と句 http://banyahaiku.at.webry.info/200705/article_33.html |
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近藤芳美遺歌集『岐路以後』感想(3) 桜
近藤芳美遺歌集『岐路以後』で目立つキーワードは、無、桜、戦争である。 ...続きを見る |
Ban'ya 2007/05/31 20:37 |
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