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zoom RSS サン=テグジュペリの連句的小説

<<   作成日時 : 2007/05/21 06:00   >>

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サン=テグジュペリの、

COURRIER SUD
(邦題『南方郵便機』)

の抜粋を、M大2年生の授業で読んでいる。1927年に執筆された小説だが、当時のhaikaiブームを反映してか、連句のような展開の文章。

名詞を核とする短い表現が、あまり説明なしに、つなげられてゆく。

そのなかに、

Scaphandrier hors de don élément.

という一文が出でくる。動詞のない語句。和訳すると、こうなるだろうか。

棲み家(元素)を離れた潜水夫。

élément

は、「棲み家」と「水」という四大(古代この世を構成すると考えられていた四元素)の両方を意味しているだろう。

そして、これが操縦席に座ったばかりの飛行士を表している。革のつなぎ(飛行服)を着たさまが、潜水夫を連想させる。

ユーモアと感覚の鋭さを感じさせてくれる一文。

    星の王子のついの棲み家は風か波か  夏石番矢


参照
サン=テグジュペリの俳句的表現
http://banyahaiku.at.webry.info/200704/article_35.html
『連句 虚空を貫き』完成!
http://banyahaiku.at.webry.info/200704/article_34.html/






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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
サン=デグジュベリの、鋭い感覚が好きです。
風花
2007/05/21 07:26
原文で読むと、その鋭さがきわだちます。
Fujimi
2007/05/21 14:59
このブログの右横の「お知らせ」のリンクが、いまはうまく動きません。ブログをご覧の方に、ご迷惑をかけます。
Fujimi
2007/05/21 17:46

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