Ban'ya

アクセスカウンタ

zoom RSS 明大生の俳句とその英訳

<<   作成日時 : 2006/11/23 00:01   >>

ブログ気持玉 0 / トラックバック 0 / コメント 2

明治大学法学部2006年度「比較文化論U」の受講生の作った俳句とその英訳を、ご紹介しよう。

明大法学部での「比較文化論」
http://banyahaiku.at.webry.info/200610/article_7.html

英訳は、受講生の訳を、私とニューヨークのJack Galmitzが磨き上げた。いずれの俳句も、大学3年生と4年生が作者。

Jack Galmitz
http://banyahaiku.at.webry.info/200610/article_13.html
http://www.worldhaiku.net/poetry/eng/us/j.galmitz/j.galmitz.htm

とくにすぐれた12句を、作者名抜きで下に並べてみる。なかなかの出来映えではないでしょうか。

画像


万華鏡本当の君いるのどこ

A kaleidoscope:
which one is you,
which one is true?

画像


新生活あの雲のように浮かんでいる

My new life:
floating
like that cloud

画像


「止まった時計っていうのはアートだ」と彼は言った

“When the watch stops,
it’s a work of art!”
he said me



自殺者が次なる自殺者の背中押す

A suicide pushes
another suicide’s back

画像


冬が来るまだ空きのあるコートのポケット

Winter has come
still room for something
in the pockets of my coat

画像


眼差しはほのかに香るフレグランス

In her glance,
there’s a slight fragrance
enticing to touch



秋空に艇漕ぐ音がこだまする

To the autumn sky
ehoes
from a rowing boat

画像


海に溺れて服も財布も昨日のままに

Drowned at sea:
my clothes and my wallet
remain as yesterday



冬の日のすべてが止まる昼下がり

Everything stops
the afternoon
of a winter’s day

画像


深夜十二時コーヒーの香り自分の世界へ

Midnight:
the scent of coffee
takes me to my own world

画像


ペンギンが一人佇む砂漠かな

On the desert
a penguin
stands alone

画像


終電車笑顔のままの一人ぼっち

In the last train
a smiling face
alone







テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
お久しぶりです。優秀な生徒さんが集まっているんですねー。私は「深夜12時 コーヒーの香り 自分の世界へ」が情景が思い浮かべられて良いと思いました、まぁ素人の意見ですが…
番矢さんはどう思いましたか?
たま
2006/11/23 00:00
感想ありがとうございます。
句についてのコメントは、11月15日と22日の授業で行いました。どれも好きです。
上の12句は、約250句から選んだものです。
11月30日は、休講します。本年度の授業も、カウントダウンに入りました。
Fujimi
2006/11/23 08:17

コメントする help

ニックネーム
本 文
明大生の俳句とその英訳 Ban'ya/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる